ネットに侵食されるリアル店舗
ITが進化したことにより、
「リアル店舗がショーケース化してしまうのではないか?」
というお話です。
既にみなさんもこんなことしてませんか?
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店舗に行って商品を手に触ったり、見たりするけど、
買うのはネットから。一番安いとこで。
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例えば、楽天さん。
そんな利用シーンを想定して、
以下のような個人端末を開発してるようです。
楽天市場での買い物をより便利にするため、
身の回りの商品のバーコードを読み取った後、
パソコンに接続すれば、
直ちに最安値の商品を見つけ出し、
楽天市場で発注できるという端末。
いちいちネット上で
商品を検索してまわらなくてもよくなります。
実機イメージはこんなん↓
(・・・ダサッ)
そして、iphoneでもこんなアプリが出ました。
iPhoneでバーコードを読み、
最安値の店を検索する『ショッピッ!』
http://shoppi.jp/
楽天、ヤフー、Amazon.co.jpを
横断検索してくれるらしいです。
スマートフォンをお持ちの方にとっては、
楽天さんの端末より便利ですね。
しかし、この流れ。
リアル店舗さんにとっては、たまったもんじゃないかと。
お店を構えるために賃料払って、
在庫抱えて、商品陳列してるのに、
その商品を気に入ったお客さんが
実際に商品を買うのはネット・・・
これが冒頭に申し上げた
「リアル店舗のショーケース化」
です。
じゃぁ、これからリアル店舗はどうすればいいの?
そのお店で使えるスタンプカード発行?
→財布がこれ以上膨らむのイヤなので、
個人的には嬉しくないです。
ポイントつける?
→楽天ポイントのほうがユーザーには嬉しいから
差別化にはつながりませんね。
iTuneが普及したことにより
CDをリアルで買わなくなり、
廃業あいつぐCDショップのように、
本屋さんや雑貨屋さんや電器屋さんが
どんどんつぶれていってしまうかも・・・
リアル店舗ならではの価値ってなんなんでしょう?
そこを見つける、追求していかない限り
リアルを侵食し続けるネット企業には勝てない。
頑張れ!リアル店舗!!
※個人的には、
リアルでの店員さんとのやり取りすることが好きなので、
店員さんの接客の質をあげることが、
ひとつの軸かな、と思います。
いかに値段ではない価値を提供できるか?
という観点です。